
アイコンタクトって実はスゴイ!
訪問美容・出張カットを行うにあたって介護や介助などの勉強をしています。
ネットで調べたり本を読んでたときに「アイコンタクト」の凄さがわかりました。
アイコンタクトとは?
視線を合わせることで相手に意思を伝達すること。
介護者が適切なアイコンタクトをすることにより、要介護者は受け入れられていると感じ、安心感を得られます。
高齢者の方や認知症の方に対して
家族が高齢になり、認知症の疑いや認知症になってしまったらと言う不安を感じる時はありませんか?
「何で最近、分かってくれないの?」
「昔と違ってワガママになったぁ。」
家族の方が年齢と共に以前と別人のようになったと感じてしまったりして、どうして良いのかわからなくなりますよね。
そしてお互い我慢できずに怒鳴りあってしまうと大変なことになってしまいますよね。
家族の方や介護する人が経験する様々な困った状況があります。
そこで相手への接し方を変えるだけで劇的に改善できることがあることがわかってきました。
ここでポイントとなるのがアイコンタクトです。
年齢と共に高齢になったり、認知症になったりする人は認識できる視野の範囲が狭くなったり認知機能の衰えによって介護する人が近くにいても気づかなかったりすることがあります。
そこでアイコンタクトを使います。
介護される相手の正面の視界に入り視線をしっかり交わす事です。
これを意識的に行うとスムーズに意思疎通が取れるようになり、感情が分からず暴言や歩き回ったりといった症状が改善すると言う事例が相次いでいるそうです。
このアイコンタクトを重視する介護法の一つがフランス発の「ユマニチュード」と呼ばれています。
介護する側の声のかけ方や触り方など高齢者や認知症の人に寄り添うコミニケーションを追求したのが、この技術「ユマニチュード」だそうです。
アイコンタクトのポイント
上記の記事の通り高齢者の方や認知症の方は視野が狭くなっておりますので、記憶障害や判断力の低下等以外にも視覚情報の認知についても変化が起きていることが明らかになってきました。
視野が狭くなり認知機能の衰えよって近くのものに気づかなかったりと健康的な時や健常者とは違う世界を見ているといいます。
そこでアイコンタクトのポイントは、
①高齢者の方や認知症の方から一旦距離をとって、正面から近づいていきます。横から急に近づくのはやめた方が良いでしょう。予期せぬ出来事と受け取ってしまい驚いてしまったり混乱させてしまいます。
②相手の正面に近づいたら目の高さを視線の高さと合わせます。無表情や沈黙は恐怖心を煽りますので視線があったら微笑みながら優しく話しかけましょう。
と言っても、近づきすぎてのけぞってしまったりしないように、相手に対してちょうど良い距離感を探ってみてください。
まとめ
今回のアイコンタクトについてはネットの「ガッテン」の記事を参考・引用させて頂きました。
今回の記事にも出てきた「ユマニチュード」についても「ガッテン」のページに出ていました。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20181024/index.html
それとは別に認知症に対してアイコンタクトが良いと色々な本やネットでも書かれています。
個人的には高齢者の方に対して今回のアイコンタクトを行っても、認知症予防になると思い「高齢者の方」とも記事に書かせて頂きました。
アイコンタクトで気持ちが落ち着いたり安心出来たりして、良いですね。
僕も訪問美容・出張カットする時いかに視線を合わ方が大事かと身にしみて感じています。
そんな僕がわかる位なのでご家族の方やケアしてる方はもっとよく理解して体験していると思います。お父さんやお母さんの視線を合わせて優しく話しかけている所を見ると本当に頭が下がります。
何時もご苦労様です。
最後まで読んで頂きありがとうございます。