アイソトメニック運動

介護用語

アイソトメニック運動

アイソトメニック運動

アイソトメニック運動、ラジオ体操、ストレッチ体操、エアロビクスみたいな激しい体操、オリンピックに出てくるような体操などの運動で、瞬発力や持久力など目に見える筋肉をつけたりするものなど目的に応じてする運動は様々です。

今回、ご紹介するのはそのアイソトメニック運動です。

何故紹介するのかというと、訪問美容・出張カットを行う場合に、いくらお家で行うと言っても多少なりとも立ち上がったり座ったりしてもらう事があります。

その時に立ちあがるのが辛そうだったり、歩くのが難しそうな時に、僕等も何か協力出来る事はないかな?と思い探して見つけました。

自分の身体の筋力に自信が無くなってきた時に教えてあげられると思いますので記事にしました。

誰でも気軽に筋力アップ

アイソトメニック運動とは等尺性収縮運動とも言い、筋の長さを変えないで張力を発揮する収縮方法の運動です。
筋の長さを変えないと言うのは、筋を曲げたりのばしたりしないと言うことです。
例えば、動かない壁に手の平を押し付ける動作などは腕の筋の長さを変えない、すなわち固定されたままで力を発揮します。

自分では、壁に力を入れたりしている事を感じますよね。
腕は固定しているが力を入れたり抜いたりする事が出来る。
このように体の部分、腕や足など固定したままする運動です。
簡単に出来そうですよね。これで安心ですよね。

トレーニングのメリット

アイソメトリック運動のトレーニングのメリットは、上記に記載した通り、なんといっても誰でも何処でも気軽に手軽にできることです。

何処でも手軽に出来るので無理なく継続もしやすくなります。気負ってやるぞ!って思わなくても良いんです。
特別な場所や道具も必要ないですし、好きな場所で短時間で自分のペースできるなどメリットが多くあります。また疲労が少なく疲れを調整しやすいのでオーバートレーニングになりにくいというメリットもあります。
毎日忙しい中高年の方や運動不足の方やトレーニング初心者にはお勧めです。

なお、注意点としてはアイソトメニック運動をしている時は息を止めながら行うことはNGです。

息を止めながら行うと血圧の変動が大きくなり心臓に負担がかかりやすくなるので、息を止めないで行う事が大切です。

どうしても、力を込めたりする時は息を止めてやってしまいがちですが、それだと血圧と心臓に問題が起こってしまいやすくなると言う事ですので注意して下さい。

アイソトメニック運動のやり方

太もも、腰、腹筋、腕、など身体を固定したまま力を入れて行います。

より詳しく説明、そして今回、参考・引用させて頂いたホームページで運動法や細かい所が分かりやすくが見れますので是非、ご覧下さい。

「医師会病院」様、ありがとうございます。

まとめ

高齢者の方や介護をしている方、だんだん腕や腰、足が痛くなりますよね。
うちの母親もいつも足が痛いと呟いています。
運動不足と分かっていても運動しろ言いづらいし、言っても聞きませんよね。
でも、たまに歩くと運動不足が祟って足を痛めている。

なので、そんな時にはお勧めかもしれませんね。

腰痛や膝が痛くて立ち上がりにくい関節を大きく動かす事が難しい方でも、狙いを定めた筋肉や筋力を短期間で強化する事により痛みが温和されます。

特に力が弱まっている高齢者の方、簡単に必要な筋肉、歩くのに必要な筋肉や立ち上がるのに必要な筋肉、物を掴むのに必要な筋肉、など狙いを定めて気軽に何時でも何処でも簡単に出来るので続けやすいと思います。

身体を動かさずに筋力をつける運動が出来るって良いと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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