
こんにちは!
訪問美容師の佐藤圭哉です。
ブラシのお手入れをしました。

以前にも投稿で載せたかもしれませんが、ブラシに挟まっている髪の毛を取り除く為に、もう一つのブラシやコーム(櫛)などで、梳かしていきます。
こすり合わせるといった感じの方が合うかもしれません。
僕はお湯で消毒をする前に先にこのこすり合わせるといった事をします。
その梳かしたり、こすり合わせたりしながらブラシに絡まった髪の毛を取り除いていきます。
濡れているとけっこう髪の毛が逃げてしまうので、乾いている時に取り除いていきます。
しっかりと取り除いたら、お湯で消毒して乾かします。
行程としては簡単です。
この行程の良いところ?というか、使っているブラシが馴染んでいくのが分かるところ?が良いと思います。
馴染むと言うのは、最初はブラシ自体の毛が立っている状態ですので髪の毛に絡みすぎてブローがしにくいのです。
「?」と思うかもしれませんよね?
ブラシには髪の毛が絡んだ方が良いと思いますよね。
そこなんです。
ブラシに髪の毛が絡む事自体は良い事なんですが、ブローの時にドライヤーの風を当てながらブラシを逃がすという「髪の毛からブラシを抜く」という技術が大事なんです。
ブラシに髪の毛を絡ませて髪の形を作ったのに、逃がす事が出来ずに髪の毛に引っ掛かってしまっていると決めた髪の形が崩れる、傷む、などがありますので、困った事が多いです。
それと引っ掛かって四苦八苦していると下手に見えてしまうと言う事もありますね。(笑)
ブローは形を決められないとイヤだというこだわりではなく、美容師の皆さんの当たり前だと思います。
「ブラシを髪の毛に絡ませる。」
「ドライヤーの風を当てて形を作る。」
「ブラシを抜きながら毛先の形を整える。」
というのが、僕が習った美容師のブロー技術でした。(ですので、それを当たり前と思っているので、違っていたらすいません。)
使い慣れたブラシはブラシの毛が開いてきて適度に髪の毛が絡み、髪の毛をブローの時に良い感じで逃がしやすくなる。
この「適度に良い感じで逃がしやすくなる。」というのが、美容師さんのブラシが手に馴染むというか、その美容師さんの個性やクセ、技術になっていくのが良いところです。

僕も昔、美容師の修業時代に上司のブラシに憧れていました。
上司のブラシを使うと、それはそれは綺麗にブローが出来ました。
このブラシを使うからあんなに綺麗にブローが出来るんだ!とよく思っていました。
同僚や仲間内でよく「あの魔法のブラシ良いよね。」なんてよく話していました。
懐かしいです。
この話には少しだけ続きがあって、僕が成長してお店の店長をやっていると後輩に・・、
「店長のブラシを使うと綺麗にブローが出来るんですよ。」
なんて言われて笑ってしまいました。
そんな時は僕も上司に言われた言葉で
「ずっと使っていると良い感じで使いやすくなるんだよ。」
なんて一言を思い出します。
言われた当時は、何を当たり前な事を言っているんだ。
それに、直ぐに使いやすくなって欲しいのに・・、なんて思ってました。
でも、その当たり前が大事なんですよね。
ずっと使っていると愛着はわくし、ブラシに髪の毛を絡ませてドライヤーの風を当てながら抜く技術を身につけていくので、自分が使いやすいブラシになっていくんですよね。
その当たり前に気付くのが長かったです。(笑)
だからこそ、ブラシのお手入れをしながらブラシの毛の立ち具合をチャックするのも大事になってきます。
直ぐには自分のブラシの形にはなりませんが、自分の形になるとそれはそれはとても大切な「宝物」です。
ブラシに絡まった髪の毛を取り除くだけがお手入れではないという事を思い出しながら、ブラシにブラシをこすり合わせていきました。
今の時代、消毒はとても大事です。
でも、消毒だけでないって事が良いですよね。
道具は本当に宝物です。
ありがとう。
そして、このブログをお読み頂きありがとうございます。