
アイスパック・アイシング
今回は訪問美容と直接的には関係ないかもしれませんが、とても大切なアイスパックとアイシングについて学んできたことをご紹介させていただきます。
アイスパック
アイスパックとは、氷のうや入口を閉じられるの袋に入れたもので、炎症起こした患部を急速に冷やすために使います。
また患部を冷やす行為を指すこともあるます。
コールドパック(保冷剤、もしくは保冷剤の入った袋)、冷湿布、コールドスプレー、インスタントアイスパック(瞬間冷却剤)などがあります。
このような道具を固定させたい場合には包帯や専用のサポーターを使用して患部に固定させていきます。
患部の表面だけではなく深部まで冷却したいので、そのまま流水で冷やしたり氷で冷やす事もあります。
氷を用いる場合は、ビニール袋の中に氷を入れて空気を抜いてアイスパックを作る方法と、バケツの中に水と氷を入れる方法があります。
コールドスプレーは氷よりもアイシング効果は低いですが、一時的に痛みを穏和させるのに役に立ちます。
コールドパックも冷却能力は氷よりも劣ります。一般的な冷湿布は皮膚の表面温度を約2度避ける効果を持ちますが、深部まで冷却する能力は欠けると言われています。
アイシング
アイシングのイメージは、スポーツにおいて最もよく使われる事と思いますが、今回はスポーツ部門とは違う、負傷や不調に対するアイシングのことをご紹介いたします。
アイシングにより血管は収縮し、冷却分周辺に流れる血液の量は減少します。そのことにより、患部から出血している場合の出血量を減少させることができます。
アイシングには痛感神経を麻痺させ患部に痛みがある場合の脳への痛みの伝達を弱めることができます。痛みが和らいだ気になるのはこのお蔭です。
身体を負傷した場合に炎症を抑え痛みを軽減させるための応急処置として行われます。または歯の痛みや風邪の初期症状として喉の痛みといった疫病に対する処置として行われます。これらはあくまでも医師の診断および治療に行われるまでの応急処置でありますので、必ず医師に診断してもらう事をお勧めいたします。
オススメの使い方
ビニール袋に氷と水を入れ氷嚢をつくります。
首筋や脇の下や股間にはさみ熱中症対策になります。
早めに冷やせば熱中症予防や疲労回復の手段として使う事が出来ます。
他にも日焼けしている部分に氷のうを使ってアイシングすることによって少し軽減出来ます。
注意点
アイシングにおいて冷やしすぎにより凍傷を負う事に注意する必要があります。冷やしすぎを引き起こす要因には冷却時間、冷却媒体の温度、冷却媒体の種類、患部への圧迫の度合いがあります。とりわけ重要なのは冷却媒体の温度であります。冷やし過ぎて凍傷を起こさぬように注意して下さい。
コールドスプレーは、氷よりもアイシング効果が低いため患部の深部を冷却しようとするすると長時間吹きつけるような場合があり、患部を冷やし過ぎてしまう場合がありますので注意が必要です。
特に肌が弱い人がアイシングをする場合にはアンダーシャツの上から行ったり、アイスパックを必要な場合はタオルで巻くなどして肌や皮膚を直接的に冷却され、冷却による過敏症、冷却による一時的な結構障害を起こさぬようお気をつけください。
何かおかしいと感じたらすぐにアイシングを止めて、医師の診断を受けることをお勧めします。
まとめ
今回はウィキペディアのアイシング(治療)を参考にさせていただきました。
アイスパックやアイシングは熱中症対策に使用する事が多いかもしれませんが、他にも散歩で疲れた時に足に当ててあげたり、転んでしまった時や歯がいたい時などに使うといいと思います。
でも、民間療法はやめて必ずお医者さんに聞いて正しいやり方でやりましょう。
僕等、美容師もハサミで手を切ったりすることがありますが、お湯で消毒するより水で流したり冷やしたりすることによって血を凝縮させることが出来るので現場では冷やしたりする事の方が多いです。
そして病院に行ってお医者さんに診てもらいます。
大切ですよねアイスパックとアイシング。
最後までお読みいただきありがとうございました。