出張カットをする人は、美容室勤務じゃないといけないの?訪問美容師がお答えします。

こんにちは!
訪問美容師の佐藤圭哉です。
主に葛飾区を中心に出張カット・訪問理美容師のサービス活動をしています。
よくある質問の中に「美容室で働いていないと出張カット出来ないの?」という内容がありました。
今回はその質問に答えていきますので宜しくお願い致します。

条件
出張カット・訪問理美容師のサービス活動は、各地域の自治体で管理しています。
各地域の自治体というのは、地域の役所・役場や保健所・税務署なども含まれています。
そこに申請しなければ活動出来ない地域や場所もあります。
但し、そこでの条件はそれぞれです。
美容室勤務、つまり美容室・理容室に所属、従業員として登録していないと許可が下りない地域や場所もあります。
昔、美容師やっていて今は別の職業だけど副業としてやるから申請しなくても大丈夫と自己判断は違法行為になる場合もありますので、活動する地域の自治体、役所・役場や保健所に確認する事をおすすめします。

資格
出張カットを行うのは当たり前ですが、資格は要ります。
それは、「美容師免許」もしくは「理容師免許」です。両方持っていても構いません。
介護士の資格や医療関係の資格が無くても出張カットは出来ます。
ここだけは、日本全国で法律や制度によって決められています。
各地域の自治体で美容師免許や理容師免許の有無を必ず証明しなくてはなりません。
つまり、免許証の提示を求められるからです。
他の資格が必要かどうかは、各地域の自治体で確認するか、公式のホームページを見てみるのも良いかもしれません。

美容室勤務では無い時
美容室・理容室で勤務していなく、所属もしていない場合は、出張カット・訪問理美容師のサービス活動が出来ない地域があります。
もし、個人で活動している場合は、この地域での活動を諦めて、美容師免許や理容師免許の資格があれば活動出来る場所を探して行う事をおすすめしています。
実際に、知人で住んでいる場所では個人では活動出来ないが隣の地域なら活動出来るので、そこに行って活動している人がいます。
自動車・自転車で行けてそんなに遠く無いので大丈夫と行っていました。
実際に役所・役場や保健所で申請して活動しているので問題が無いようです。
というように、活動が出来ない場合もありますが、活動出来る場所もありますので探してみると良いと思います。

個人のメリット
確かに美容室や理容室で働きながら、副業として出張カット・訪問理美容師のサービス活動は申請がしやすいです。
情報も入って来ることが多いです。
しかし、活動が出来るかどうかは別問題です。
美容室や理容室で勤務しながらの出張カット・訪問理美容師のサービス活動はお店単位での行動になりやすく、介護施設や老人ホーム・病院などの医療施設などへ行くことが多いです。
そこへは休日、従業員の仲間達と一緒に行きます。
しかし、個人で活動していると、情報はケアマネージャー・ヘルパーさんのいる場所へ行って収集したり、お客様を紹介してもらったりと出来る事が多いです。
介護施設や老人ホームなどの施設へは、今は感染症が流行っている時期なので少人数の方が受け入れてもらえる場合があるので個人でも活動出来ます。
そして、時間は美容室や理容室で勤務している訳ではないので自分の都合で選ぶことが出来るのはかなり有利です。
自分の頑張り次第で活動は出来るので安心して下さい。

まとめ
最後にまとめです。
美容室勤務の訪問美容師は副業として出張カットを行う事が多いです。
時間は自分の都合では無く、お店やお客様の都合で大変な場合が多いですが、収入面ではお店に働いている分安定感はあります。
逆に個人で活動している方は、時間は自分の都合で選べますが、収入においては不安定な部分が多いので自分から頑張らなければなりません。
総合的に言うと、お客様が付く、固定客が増える、訪問美容をやっている事を認知されるまでは副業として出張カット・訪問理美容師のサービス活動を行うのが良いです。
お店だと訪問美容を始めるのに必要な道具も分かり、準備も出来るからです。
準備は道具だけのことではなく、広告やネットやwebなど集客のことも含まれています。
美容室勤務で無くても出張カットは出来ますが、最初は副業として経験値を積むのがおすすめという事です。
個人の訪問美容師も大変ですが、色々と勉強になります。でも本当に大変です。
最後までお読み頂きありがとうございました。
出張カット・訪問美容専門『あの美容師さん』
代表 佐藤圭哉