本音の話し。美容師さんと訪問美容師さんどっちが儲かるの?

こんにちは!
訪問美容師の佐藤圭哉です。
主に葛飾区を中心に出張カット・訪問理美容師のサービス活動をしています。
今回の記事は出張カット・訪問理美容師をやる上でどうしても切り離せない問題です。
儲かるの?収入は?のお話しです。

売上は?
もう、皆さんストレートに聞いていきます。
出張カット・訪問美容は売上的には正直一般の美容室よりも売上は下がります。
理由は、お家や介護施設や老人ホームに行き、施術を行いますので、施術を行う人数はそんなに多くはありません。
出張カット・訪問理美容師のサービスを受けられる方は基本的には65歳以上になり、健康上の理由でお店に行けなくなった方が対象になるわけですので、頻繁に頼まれることはあまりありません。
それに比べてサロン営業の美容師さんは、お客様のキャパの大きさが違います。
平日・土日含め通常通りに営業して、お客様が自分で来てくれるサロン営業ではちゃんと売上計算(対策など)が出来ますので強いです。
したがって、訪問美容師さんよりもサロン営業のフリーの美容師さんの方が売上は高い金額だと思います。
では、客単価を上げていけば良いのでは?という疑問が出てくると思いますが、そこは年金暮らしの方もいますので簡単な問題というわけにはいかないのが現実です。

儲かるの?
では、儲かるの?と聞かれれば、
「これから注目されているお仕事です。」としか答えられません。
つまり、現状は訪問美容師専門のみで食べていくのは、本人の頑張りが大きい所です。
僕は実家の美容室で働きながら個人事業主として訪問美容師専門として開業していますが、訪問美容師単体では今の現状では、生活は出来ないと思います。
儲かるの?と聞かれた答えが暗いものですいません。
訪問美容師と一般的な美容師さんだったら一般的な美容師さんの方が儲かっていると思います。

収入は?
これが聞きたい方が多いのではないでしょうか?
収入は美容室で働いた分の収入の方が多いです。
訪問美容師で働いた分ですが、訪問美容師の分の収入は副業で独立するにはほど遠い、一ヶ月の食費くらいの金額です。
しかし、美容室での収入の場合は、美容室のルールにより決まった計算方法で収入が決まります。(多いか少ないかは別問題です。)
訪問美容師の場合は自分で働いた分そのまま収入になることが多いです。
自分で収入を決められるからです。
それでも、訪問美容師のみで収入を得て成功している方は少ないみたいです。
では、成功している方は他に何かやって収入を得ているのか?と聞かれるとしていません。
成功している方の訪問美容師の方はブログのアフィリエイトやコンサルタントなどで収入を得ているなどをして、収入を得ているそうです。
とても良いことだと思います。
と言うことは、一般的な美容師さんはサロン営業の時間はお店に居なくてはいけませんが、訪問美容師さんの方が時間を自由に出来るという点では収入が上がる可能性は高いです。

他にするの?
では、訪問美容師の他に仕事するの?せっかく独立しようと思って訪問美容師になろうと思ったのに・・
と答えが返ってきそうですが、実に収入の面では訪問美容師のみの場合では、今の時代的には苦しいと言わざるえません。
集客においてネットやWebやSNSなどを駆使して行うと思います。
最近ではチラシを自分で郵便ポストに入れるポスティングをやっている方は少ないみたいですが、効果があると嬉しいのですが・・。
地域によってポスティングを拒否・拒絶・禁止をしているお家やマンションなどがあるので、ポスティングが出来ないようですので、ポスティング自体が下火になっているみたいです。
それはそれとして、訪問美容の予約・依頼・集客が出来ているとして、仕事を行うの自分一人です。ここがメリットでありデメリットでもあります。
と言っても、対象のお客様が高齢者の方が多いのでネットやWebやSNSなどでMAXでの集客は直ぐには期待出来ません。
つまり、最初は収入は少ないです。
では、何故収入が少ない上で訪問美容師専門として続けているのか?
それは、一つはやりがい!もう一つはカットが好きだから誰かの役に立ちたい!
そう思ってやっている事が未来への投資でもある。
法律が少しずつ変っている訪問美容師の未来は明るいと思っている方が多いみたいです。

物販販売
訪問美容師をしながら物販販売をしている話をよく聞きます。
それが、収入に大きな影響を与える事があります。
物販販売には、おおよそ2種類あり、直接販売とネット販売です。
直接販売というのは、お客様に直接販売するものです。
こちらは、サロン営業の美容師さんが圧倒的に強く物販販売の売上が収入に関わってくることがとても大きいです。
その反面、ネット販売はホームページを持っているサロン・美容室の売上になり個人の収入にはあまり関わらない事が多いです。
訪問美容師の場合は物販の直接販売というのは嫌われる事がとても多いので、頑張っている人は偉いと思います。
訪問美容をしているとホームページの問題が出て来ますが、そこでちゃんと向き合って商品紹介とネット販売を勉強して取り組んでいくと、物販を仕入れする支出はありますが、売上が収入に直接関わってくるのでサロン営業の美容師さんよりも売上や収入が多い人が多いみたいです。
ネット販売とは、個人でも最近はネットショップを持てる時代ですので活動する事が容易になっているみたいです。
同時に「せどり」も勉強して取り組めば、個人の訪問美容師さんもサロン営業の美容師さんに勝てるかもしれません。

それと・・
それと、ここからが重要になってくると思いますが、今の現状で訪問理美容師のサービス活動を行い、仕事を覚えて皆さんに情報を発信したいからです。
いま、訪問美容師になりたい方が多いと思いますが・・
・どうやって良いのか?
・資格は必要?
・料金設定は?
・集客方法は?
・営業したこと無いんだけど・・
・帳簿って・・
・困った時は誰に聞けばいいの?
なんて事が多々あります。
本当に独立起業して訪問理美容師のサービス活動を行うと現場のお客差の状況はいつも違うので困った事があった時に、誰に相談すれば良いのか悩む時もあります。
現実的に相談出来る人として
・美容師のコンサルタント
・弁護士
・税理士
・会計士
・保険屋
・起業家で成功している人(起業塾の先生など)
などがあげられます。
美容室経営者は訪問美容経験者の方に聞くと良いのですが、当たり外れが大きいのでなんとも言えません。
上記に上げた方々は無料で聞くことが少ないので、悩みに対してキチンと答えてくれます。
こちらも料金が発生しているので、思っていたのと違うとなれば聞く相手を代えることを選択出来ます。
でも、出来れば訪問美容経験の体験談を交えて相談したいはずです。
だから、あなたの経験からくる体験が次の世代をつくるチャンスでもあると思います。
あなたの不安が訪問理美容師のサービス活動のビジネス収入になると思えば希望が湧いてくるのではないでしょうか。

まとめ
まとめて言うと訪問理美容師のサービス活動の収入は現状では本人の頑張り次第です。
では、副業をしながら行うのが良いのか?
と聞かれると、それも良いと思います。
何故ならばやりがいだけで生活が出来る収入ではまだ無いからです。
しかし、目標を持って行う仕事では、とても明るい未来だと思います。
多くの人が年を取ります。
多くの年を取った方が美容室へ行けなくなります。
多くの介護施設が街に出来てきています。
多くの訪問美容師が介護施設に行き、大人数の依頼を求めます。
多くの家にいる美容室へ行けなくなった方は・・
この多くの家にいる美容室へ行けなくなった方は、誰かがやるんだろうと思っているのが大多数です。
しかし、その誰かが「自分」になれば・・
「時間の拘束されている美容師」と、「時間を自分で選べる訪問美容師」で色々とチャンスが違います。
そんな気持ちで僕は仕事をして楽しんでいます。
訪問美容師と美容師、今の現状を考えて見ると・・
個人的な見解ですと、
売上や儲かる(給料)と考えると「美容師さん」
自由に出来る時間で収入を得られるチャンスがあるのが「訪問美容師さん」
そして、訪問美容師さんの方も未来に希望が多いような気がしています。
美容師さんも訪問美容師さんも楽しいですね。
仕事に感謝です。
最後までお読み頂きありがとうございました。
出張カット・訪問美容専門『あの美容師さん』
代表 佐藤圭哉