今後、需要は伸びる?期待しかない訪問美容業界。現場ではどうなの?訪問美容師がお答えします。

こんにちは!
訪問美容師の佐藤圭哉です。
主に葛飾区を中心に出張カット・訪問理美容師のサービス活動をしています。
今回は、今後重要が伸びる一方とされている訪問美容業界です。
期待している人が多く、お店でも個人でも出張カット・訪問理美容師のサービス活動を始めている人が多くなって来ました。
そこで、今回現場で働いている訪問美容師の立場で記事を書いていこうと思いましたので宜しくお願い致します。

高齢化社会
出張カット・訪問理美容のお仕事を始める当たり、多くの人がこれから高齢化社会になっていくのでその時に重要があるのが「訪問美容」ではないのか?と思い始める事が多いです。
細かい数字は日々変化していくので、ここでは具体的な数字が今回の現場での状況とは直接関係があるわけではありませんし、意識をしている人が多いとは言えないので、具体的な数字を省かせて頂きますのでご了承下さい。
しかし、僕が活動を中心にしている葛飾区以外にも東京中も高齢化凄く進んでいます。
ニュースでは超高齢化社会の道をたどっているという記事をよく見ます。
そんな状況で、美容室や理容室に行ける方が少なくなってくるのを見越してお客様の元へ直接行く訪問美容師の活動を興味を持つ方が増えています。

介護
高齢化社会につきものは介護です。介護支援が無いと高齢者の生活全般は大変な事になります。
日本人の平均寿命は延びている事は貴方も知っていると思います。
しかし、健康寿命が平均寿命よりも下回っているのもご理解するのに難しくないです。
何時までも自分の頭で考えて、自分の足で歩いたり、自分の手でご飯を食べたり出来るのが理想ですが必ず出来るとは言えないです。
その時に手伝ってくれるのがご家族やケアマネージャー・ヘルパーさんです。
つまり、介護のお仕事が大人気になって常に介護職はスタッフ人数を求めて募集が掛かっています。
簡単に取得出来ると言われている介護関連の資格もあります。
その資格があれば介護職の中でも高給な所得を得られると言われて大人気の資格とも言われています。
介護は今は求められている仕事の一つとも言われています。

訪問美容師
訪問美容師の資格、美容師免許や理容師免許は取得するのに最低2年は掛かります。
直ぐに美容師や理容師に成れない反面、離職率も高かった時代が長く美容師免許を持っているけど・・
美容室の現場ではもう働けないと考えている人にチャンスがあるのが訪問美容で、出張カットです。
訪問美容を始めて不安なので組み合いや団体などに所属していると介護施設へ何人かで行く機会があります。
介護施設や老人ホームが今、もの凄い勢いで増え続けています。
その介護施設に行ってカットしたいという訪問理美容師さんがとても多くなっているのが現状です。
多くの人数を同時にカット出来るのが、組み合いや団体などに所属している利点です。
ですので、介護施設の方も組み合いや団体などに頼む事が多かったのですが、最近は感染症が流行っている事から個人で活動して個人で来てくれる方を選ぶ場合も多いそうです。
その事から、組み合いや団体などに所属していない個人の訪問美容師にもチャンスが生まれてきました。
美容師でも自分のペースでしたい方がいますし、人付き合いが苦手な人がいますので、個人のお家や介護施設や老人ホームにも行けるチャンスがあるので活動はしやすくなったと思います。

在宅介護
訪問美容師を現場で行っている者の感じ方としては、多くの組み合いや団体さんが介護施設や老人ホームなどの多くの医療施設と契約をして大口の顧客を取得しているのが現状です。
確かに介護施設や老人ホームなどの医療施設でのお仕事は、ある程度のお客様がいますので収入面では安定しているので羨ましいですが、個人で活動している方にはなかなか契約を取れないのが現状でもあります。
しかし、現状現状と言いましたが、確かに介護施設は多いですが、同時に在宅で介護をしている方も多いのも現状です。
個人で活動している訪問美容師さんは在宅の介護しているお客様が向いていると思います。
と言うのも、在宅介護のお客様やご家族の方々は地元の人であったり、ずっと同じ人が良いと思っています。
大手の美容室の場合は担当が決まっていても、異動や転勤・退職などで変わる可能性が高いです。
しかし、個人の訪問美容師さんは地元の人が多く異動や転勤が無いです。(副業で訪問美容をやっている人は別ですが)
何よりも大手の美容室と違い時間を、個人のお客様に使う時間が違いますので、ご家族やケアマネージャー・ヘルパーさんと一緒に仕事のペースを合わせる事が出来ます。
在宅介護のお客様やご家族には訪問美容師は個人の方が需要あるように思います。

ご家族
在宅介護のお客様やご家族が介護をしている訪問美容は人気があると思います。
お客様が高齢者の為にご家族がずっと介護をしているのでカットを自分でする事が多いので、訪問美容師が出張カットに来るととても喜んでくれます。
自分の親は元気な時のイメージがあるから、それに合わせてあげたいけど自分には出来ないから美容師さんが来て綺麗にしてくれるのはとても嬉しいみたいです。
親御さんにとっても美容師さんに来てもらってカット出来るのが嬉しいみたいで終始笑顔です。
このような感じが多く、介護しているご家族やお客様もカットしている美容師も皆優しい笑顔の空間になるので、在宅介護のお客様への需要はかなり高いと思います。

まとめ
最後にまとめです。
訪問美容の仕事は、現場では大手に介護施設のお仕事が流れている面が強いので個人では難しい印象がありますが、今後はもっと個人の在宅介護のお客様が増えていくことが容易に想像出来ます。
その時に、今のうちからネットを広げるというか、自分から情報を発信していけばお客様からもっと求められていけると思います。
期待に応えるのは先の話かもしれませんが、楽しみな未来の職種だと思うのが結論です。
現場でも頑張ります。
最後までお読み頂きありがとうございました。
出張カット・訪問美容専門『あの美容師さん』
代表 佐藤圭哉