こんにちは!
訪問美容師の佐藤圭哉です。
主に葛飾区を中心に出張カット・訪問理美容師のサービス活動をしています。
今回は、お客様に質問があったことでしたのでその事にお答えしますので宜しくお願い致します。
今回は僕が実際に行っている事を踏まえての回答になりますので、他に訪問美容を行っている方と違う場合がありますので、人それぞれのやり方だと思いご理解下さい。
訪問美容師と介護士・看護師の方々のやり方もそれぞれ違いますのでご了承下さるようにお願い致します。
車椅子でのカットは、出張カット・訪問理美容師のサービスではよくあることですのでご安心下さい。
介護施設や老人ホーム・医療施設など多くの施設では、殆どの場合はお客様が車椅子で行動している事が多いので、車椅子のお客様にカットをする事が慣れています。
個人のお家で車椅子でカットする時には、カットする場所に髪の毛が落ちてしまうの事があるので床にシートや新聞紙を敷いたりします。
その時に車椅子で移動してもらいながら準備しますのでそこだけはご理解して欲しいです。
準備が終われば、カットクロスを掛けて通常通りにカットをします。
点滴など車椅子の後ろのポケットに大事な物を入れている場合は前からカットクロスを掛けて、後ろのポケットに落ちた髪の毛が入らないように後ろからもカットクロスを掛けるのでご安心下さい。
ただ、ここだけはお願いしたいことがあります。
お客様をベットから車椅子に移動する時、車椅子からベットに移動する時に、ご家族やケアマネージャー・ヘルパーさんと一緒にやらないと出来ないです。
お客様が高齢者の場合が多いので、もし怪我をしてしまったり事故があったりなど色々な怖い事がありますので、僕等訪問美容師はあまり一人で「車椅子への移動」「車椅子からの移動」は行わないようにしていますのでご理解下さい。
寝たきりの人に対しての出張カット・訪問理美容師のサービスでのカットの仕方は、訪問美容師でもそれぞれ違ったやり方があります。
訪問美容師の一般的な教育機関では、お客様が寝たままの状態で頭の下に高めの枕を入れて、そのままカットをする事がよくある教え方のようです。(現在はまた違うかもしれません)
僕の場合は、友人知人など多くの訪問美容師さんに聞いてたり見たりして、上記とは違うやり方をしています。
先ず、最近では寝たきりの方は医療用のベットで寝ている事が多いので背もたれを上げてもらい、お客様が少し起きた状態にしてもらいます。
布団をめくり髪の毛がつかないように新聞紙を全体的に敷いて、首回りも肩周りも含めて敷くようにしています。
そこからタオルを首に巻きカットクロスを掛けます。カットクロスは前から全体的に広げながら掛けてからの後ろからもカットクロスを掛けてベットになるべく髪の毛が落ちないような状態を作ります。
この状態ですとお客様が少し起き上がった状態ですのでカットがしやすくスピードが上げられます。
起こした状態はお客様に負担が掛かる場合がありますので、なるべく早く終わらせてあげたい気持ちがあります。
それでも、首が動かなく頭が持ち上げないとカット出来ない場合はご家族やケアマネージャー・ヘルパーさんにお願いして頭を動かしてもらう事があります。
そうしてカットが終わり、髪の毛を払いながら片付けていきます。
カットしている時に、首元に髪の毛が入らないように特に気をつけていますが、どうしても髪の毛が首元や衣類の中、布団に落ちてしまう場合があります。
本当に申し訳ないと思いますが髪の毛を払うのでお客様に負担が掛かることが多いので逆に動かせなくなってしまうことの方が多いので困る事が多いです。
それらを踏まえて、僕は寝たきりのお客様はカットするのは問題なく出来ますが出来れば「お風呂の前」にお願いしています。
お風呂の前の日や、お風呂の直前など、時間を聞いてお互い調整出来るように努力しています。
このお風呂の前は僕はとても重要だと思っていますのでご理解下さい。
お客様の方から、実際に車椅子や寝たきりのお客様は多いの?と聞かれる事が多々あります。
その時はお客様は健康だから気付いていないのかと思い、「訪問美容でよくありますよ。」とお伝えしています。
悲しいことながら、癌や内蔵関係の病気以外に、認知症や脳梗塞などの病気が高齢者の方は多いので「車椅子」「寝たきり」などのワードが出てくるのは高齢になった証拠でもあります。
そこで少しでも、綺麗に清潔に楽しく過ごしてもらうために僕等訪問美容師は活動しています。
車椅子でもベッドのような車椅子で首を固定させて寝ているような状態の方もいます。
高齢・病気など色々な原因で、車椅子や医療用のベッドが必要になりますので、僕達もそれに対応出来るように日々、情報を仕入れています。
介護する側のご家族のご負担を少しでも減らせるようにしたいとも思っています。
人それぞれのやり方がある理由について書かせて頂きます。
それは、介護する側、訪問美容師のカットするやり方など多々あります。
その中でスピードを上げてお客様の負担を減らす方法が人それぞれ違うからです。
人によって力の入れ方や出し方が違うのでお客様を支えるのが大変な場合が多いです。
そこで、色々な意味でお客様を支えるのを軽減する用に探していった結果、お客様も楽になり自分もスピードを上げて自分も負担が減る方法を編み出すようになっていったというのがよくあります。
基本的には介護、訪問美容のやり方は一緒ですが、お客様の負担を減らす事を目的としていますので介護や訪問美容のやり方に個性が出るのはその為だと思います。
まとめです。
今回は車椅子・寝たきりでもカット出来るのかを書かせて頂きました。
出張カット・訪問理美容師のサービスでは、車椅子でも寝たきりの方でもカット出来ます。
訪問美容師によってやり方には個性が出ますが、基本的にお客様に負担を掛けずにスピードをあげて行うのが目的の行動ですのでご理解して欲しいです。
介護的な要素が強い、訪問美容のお仕事ですので乱暴な事や強引に仕事をする事はほぼ無いと思います。
それでも、不安な事や疑問に思ったことはその場で聞いたり、施術前や終了後に聞いて見ると解決出来るかもしれません。
不安な事や疑問に思っていることは、訪問美容師側も思っている場合もありますのでお互いコミュニケーションして近づいていくと安心・安全でお仕事が出来る場合の方が多いです。
良かったらお話しで解決して下さい。おすすめです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
出張カット・訪問美容専門『あの美容師さん』
代表 佐藤圭哉