訪問美容師は男性でも大丈夫?

こんにちは!
訪問美容師の佐藤圭哉です。
主に葛飾区を中心に出張カット・訪問理美容師のサービス活動をしています。
先日、友人から「訪問美容師って男でも大丈夫なの?」と言われ、「俺、男だけど?」と切り返して友人が困った顔をしていたので今回は男性について記載させて頂きます。
訪問美容師側とお客様側の2つの視点で書かせて頂きましたので宜しくお願い致します。

男の訪問美容師
男の訪問美容師については、介護士ではないので全然問題なくお仕事が出来ます。有ります。
介護的な問題として、高齢者の女性の介護問題として女性のデリケートな部分のお世話は家族ではない限り男性はあまりいい顔をされないみたいです。
男性でも知らない人にお尻を拭かれるのはイヤだと言う人は多いみたいです。
しかし、訪問美容師としての男性はデリケートな部分に関係ありませんので、美容師として見られてお客様に喜ばれる事が多いです。
やはり、綺麗にしてくれる・髪の毛を触られるなどなど異性の美容師さんにお客様の方が意識をして笑顔になってくれる事が多いです。
男ですから訪問美容の多い荷物も運べるので、大人数で介護施設や老人ホームに行った時には仲間内からも頼りにされます。
イメージとして、女性の訪問美容師は繊細な仕事をしてスピードが速いです。
それに反して、男性の訪問美容師は優しく丁寧な仕事をする印象があります。
どちらも良いところがあり僕も色々と見ています。それと、女性の訪問美容師はお客様と何でも気軽に話している様に見えるので羨ましいです。(笑)
男性の訪問美容師の多くは仕事に集中しているみたいで、話しかけられると話すみたいな感じでした。怖く無いですよ。(笑)

男性のお客様
男性のお客様は問題なく出来ます。
と言いたいところですが、顔そりの問題があるのでその問題をクリア出来るのであれば問題なく出来ます。
顔そりの問題とは、美容師免許を取得している訪問美容師は、国の法律や美容師法でメイクを前提とした顔そりまでなら出来ると定められています。
その事から理容師免許を取得している理容師・訪問理容師のカミソリを使用したシェービングや顔そりは出来ません。
しかし、ニュアンスの取り方が難しい表現ですので、訪問美容の一般的には、お客様に電気カミソリのシェーバーは暗黙の了解として認められているみたいです。
僕の場合は電気カミソリのシェーバーをした後に剃りきれない部分を5枚刃のT字のカミソリで修正します。
それでも、理容師さんのカミソリを使用したシェービングの深剃りにはかなわないと思っています。
免許や資格の問題があるので顔そりは男性のお客様にとって重要な要望だと思いますので、男性のお客様やご家族にお話しをして理解してもらうようにしています。
まれに男性のお客様で「パンチパーマ」をかけて欲しいと言う要望に対しては、美容師の技術や薬剤で受けるようにして、理容師さんが使用しているコテ(ヘアアイロン)でのパンチパーマは出来ないと言います。
パンチパーマは理容師の技術でもありますし、薬剤も違います。
実際には高齢者のお客様の男性でパンチパーマを頼む方は初めから訪問理容師さんに頼むそうなので確認してあげたほうが良いと思います。
カットについては訪問美容師の技術は何も問題がなく喜ばれています。ですので、基本的に男性のお客様も安心して出来ます。

まとめ
如何だったでしょうか?
美容師側にとってもお客様側にとっても男性の訪問美容師は有りだと思います。
少し書かせて頂きましたが、介護的な問題として男性と女性の問題は存在すると言う事を忘れなければ、自分の性別に関係なくお仕事が出来るのが訪問美容の良いところです。
顔そりの問題を挙げましたが、マニキュアを塗ったりする技術をサービスする訪問美容師もいます。
メイクだったり、あるいはハンドマッサージだったりなど自分の売りを武器に頑張っている人が多いのも訪問美容師です。
以前に知り合った方で、顔そりは出来ないけど男性の眉毛を整えてあげたりメイク的な応用技術をしている方もいました。
皆さん色々な工夫をしてお客様にサービスを提案しているようです。
男性の訪問美容師って以外と嫌がられなく受け入れて貰える事が多いので案外良いですよ!
最後までお読み頂きありがとうございました。
出張カット・訪問美容専門『あの美容師さん』
代表 佐藤圭哉