訪問美容師も美容師と同じ様に仕事のクオリティを上げるために練習しています。

あの美容師さん

訪問美容師も美容師と同じ様に仕事のクオリティを上げるために練習しています。

カット練習中

こんにちは!

訪問美容師の佐藤圭哉です。

主に葛飾区を中心に出張カット・訪問理美容師のサービス活動をしています。

いつも葛飾区の実家の「サン美容室」でお袋と一緒に働きながら、訪問美容のお仕事をしています。

今回は、訪問美容師さんもカットの練習をするという事をお伝えしようと思い書かせて頂きました。

カット後のウィッグ

訪問美容師

訪問美容師は、大きく分けて2つのタイプのお仕事があります。

僕のように高齢者のお客様を担当することが多い「出張カットサービス」
結婚式やイベント対応もしくはモデルさんや芸能人などの舞台などをお手伝いする「ヘアメイクサービス」

この2つのタイプがありますが、どちらも同じ用に美容師免許が必要です。

そして、美容師免許があるから直ぐにお客様がつくかと言うとそんなことはないです。

やはり、信用や信頼を得るためには普段の仕事を見られます。

普段の仕事のクオリティを上げていくために練習が必要になります。

練習の仕方は人それぞれですが、皆さんやはり、練習をしないで上手くなった方はいません。

カットバックとブラシケース

練習方法

先程記載した通り練習方法は人それぞれです。

ひたすら、自分がセンスが良いなと思った方の作品や作品を作っているモノをひたすら見る。ひたすら見る。

見るだけで出来る人はそれで終わりですが、出来ない方は見たモノをひたすら真似る。納得して完璧に自分のモノになるまで真似る。

そこで、完璧に掴んだら、今度はその作品を人に教えて教えた人が同じ様に出来るまで教える。そして、自分との違いを見つけて理解を深める。

教える事によって教わる。

この3つパターンの方が、練習方法で多いです。

やはり、「石の上にも三年、手の道十年」と言われるだけあって簡単に出来るモノではないですが・・、

今は先輩達は優しく自分のやる気次第でどんどん成長出来る時代です。

カットウィッグ

ウィッグ代

美容師の練習代で馬鹿にならないのがウィッグ代です。

美容師以外の一般の人には分かってもらえないかもしれませんが、このカット練習用のウィッグ代がけっこうかかるのです。

ピンからキリまでありますが、大体3,000円位から1万円、2万円となっていきます。

3,000円と言ってもカットをすれば髪の毛が無くなっていくので、3回~5回カットの練習をすれば髪の毛は無くなってしまいます。

そして、新しいウィッグをまた切り始めます。

5回カット出来れば大変使いこなしたと思います。

下手すれば、カットの練習するスタイルによっては2回で切れなくなる場合もあります。

その時は、一生懸命練習した達成感とまた新しいモノを使う(お金がかかる)という複雑な心境になります。

カットの練習のウィッグは3,000円位からですが、アップセット用のウィッグは1万円から2万円3万円~と高額になっていきます。

それはカットしない分、髪の毛が人間の髪の毛や人工毛でもしっかりしたモノを使っているからです。

美容師や訪問美容師もイベントでのアップセットをする事があるのでこちらで練習する事が多いです。

練習はやはり必要ですので、ウィッグ代がかかります。

アップセットに欠かせないアームドライヤー(通称「お釜」)

誰でも通る道

仕事のクオリティを上げるためには誰でも練習をして手に覚えさせています。

昔、カリスマ美容師達がテレビを賑わせていた時、良いイメージもありましたが、「本当に上手いの?」と疑問に思った方が多かったみたいでした。

僕は、カリスマ美容師さんとお話しすることがあってお聞きする事が出来ましたが、相当練習をしているみたいでした。

「練習していたらご飯を食べるのを忘れちゃった。」なんて言って笑っていました。

「やっぱり上手くなりたいじゃん」って言っていたのも格好良かったです。
それで、カットの練習している事やカットの悩みや疑問を聞いていたら、褒められたのが凄く嬉しかったです。

やはり、やっていないと出来ない影響力ってあると思いました。

実際、言っているだけで無く作品を次々と雑誌に発表していたのでプレッシャーと戦いながらも作品作りをしていたと思います。

そのように練習嫌いでも、誰しもが練習をしないと仕事のクオリティ上がらないというのも事実です。

練習するのは面倒くさいとか、時間がかかる、などやらない理由は沢山あります。

でも練習をしないと誰しもが上手くならないことは自分で気付いているはずです。

綺麗な夕日

モデルさん

カットモデルや人間のモデルさんを使った練習についても、大変です。

今は、ネットでカットモデル募集で来てくれるかもしれませんが、昔は、駅や商店街などで直接、女性に声をかけて連れてこなくてはいけません。

大手の美容室では、カットデビューするためには100人のカットモデルを保持しなくはいけないなんてルールがあったみたいでした。

これは、その子がカットデビューした時にお客様をお店から回してもらうのでは無く自分で獲得するためのものです。

僕はもう少し優しくてカットモデル100人担当すれば、カットの試験が受けられるというものでした。

やはり、女性に声をかけてつれて来るのは大変でした。

余談ですが、後輩がネットでカットモデル募集をしたら男性ばかりきて、それも・・(言えない問題が)色々あって大変でした。(笑)

水元公園

まとめ

このように美容師の仕事もクオリティを上げるために練習が必要になります。

それは、訪問美容師もその延長にありますので同じ事です。

美容師さんはお店に来てくれるお客様に、訪問美容師さんは自分でお客様の元へ行ってサービスをします。

やはり、どちらも仕事のクオリティが高い方が喜ばれるのは変わりないと思います。

スピードが速いのも大事ですが、それ以外にも何かあればお客様はもっと喜んでくれると思います。

上手いのはお客様もご家族も自分も嬉しいはずです。

「上手いって何だろう?」を常に考えてお仕事や練習をすると良いみたいですよ。

上手くなりたいですね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

出張カット・訪問美容専門『あの美容師さん』  
代表  佐藤圭哉

電話  080-6842-7982

タイトルとURLをコピーしました