出張カットや訪問美容は令和時代の美容師さんです。

こんにちは!
訪問美容師の佐藤圭哉です。
主に葛飾区を中心に出張カット・訪問理美容師のサービス活動をしています。
今回は、出張カットや訪問美容師さんが令和時代にぴったりの美容師さんと言うことを説明していこうと思いますので宜しくお願い致します。
と大きな事を言っていますが僕が出張カット・訪問美容師の仕事が楽しいので、美容師さんと訪問美容師さんの違いを紹介するだけですので大目にみて下さい。(笑)

時間
時間についてですが、今までの美容師さんは朝の出勤をしてお店についてから仕事が終わるまでの拘束時間が長いことで、育児中のママさんが保育園や幼稚園に迎えに行くのが大変でした。
しかし、昨今ではレストランや飲食店のようにバイト・パートのように時間指定が出来て短時間でも仕事が出来るようになりました。
それでも、「お客様がいる時はお店を出られない」「自分の都合で時間は決められない」など従業員として規則や決まり事がありました。
セット面貸しなどの仕事の体制もありますが、なかなか時間をコントロールするのは大変です。
では、訪問美容師さんではどうでしょうか?
訪問美容師はお客様の施術内容が営業時間になりますので、セット面貸しの美容師さんに近いモノがあります。
しかし、お店に居なくては行けない拘束時間というモノが無いため空いている時間は自分の自由になります。
保育園や幼稚園にお迎えに行ってお買い物をしながら帰っても良いですし、
チラシを配ったり、DMを書いたり、もしくは副業をするもの自由です。

お金
時間の自由と言った部分では圧倒的に訪問美容師は有利ですが、収入面・お金の問題においては美容師、サロンに所属している美容師さんにはかなわないことが多いです。
それは、サロン・お店で働いているとお客様が自分からやってきます。
準備の整ったお店に自分からやってきてくれるのでパーマやヘアカラーなど客単価の高い施術を行ってくれる事もあります。
物販品・商品なども購入してくれることもあります。
しかし、訪問美容師の場合にはお客様の所に自分から行かなければならない事で、同時に多くの人数を相手にすることがほぼ無いです。
介護施設や老人ホームなど施設に行く場合でパーマやヘアカラーなどの施術を行う場合がありますが、悲しいことながらサロン・お店で行うように多くの人数が入る訳ではありません。
そう言った意味では収入面・お金の問題では、サロン・お店で働いている美容師の方が有利になります。
しかし、ここのお金の問題こそ訪問美容師が工夫する課題だと思っています。
このお金の問題を解決する事で令和時代を代表する職業になります。

人間関係
人間関係の問題も職業を選ぶ上で大事な問題です。
通常、美容師はサロン・お店で働いている事が多いですし、多くの時間をサロンスタッフと過ごします。
個人店で一人で行っている方は例外として、同僚・上司・後輩・アシスタントなどお客様以外に何人かいます。
セット面貸しの美容師さんだとしてもお店で誰とも話さないと言うことは殆どないでしょう。
そうした時に人間関係で疲れる事は訪問美容師は非常に少ないです。
基本自分一人で仕事を取って、移動して、仕事をして、帰る。のですから。(笑)
ですので、人間関係は訪問美容師の方が自分に有利に作れる事になります。
これは、お客様との人間関係でも同じ事が言えます。
苦手なお客様でもどうやって喜ばせるのが美容師にとって醍醐味でもありますが、
訪問美容師は自分と波長や相性が合うお客様を自分で選ぶことが出来ます。
自分次第で人間関係を自由に出来るのも訪問美容師が令和時代の職業とも言えることだと思います。

昭和・平成・令和
昭和・平成・令和として美容師のよくある風景は・・
昭和時代は地域に根付いた「パーマ屋さん」で予約無しでお客様がお店で待つのが当たり前。
パーマ屋さんと言われるだけあってパーマがメイン。
徒弟制度が重要視されますが、社会的地位は低く女がやる仕事(女性と言わない)
平成時代は、「カリスマ美容師」が登場。
美容室で予約をして行くのが浸透し始め、「カリスマ美容師」には予約が3ヶ月待ちは当たり前。
ヘアカラーで、白髪染め以外にもお洒落染めと言われるファッションカラーが増加。
男性も美容師に行く事が増え始めた。
しかし、男性女性とも関係なく美容師になる人が増えたが、社会的地位は未だに低い。
令和時代は、今です。
美容師も働き方改革が各お店で進んでいる状況です。
理由としては、昭和の徒弟制度では若者がついて来ない、平成のようなバブル・ベビーブーム世代の若者がいない。
何故ならば働くスタッフ・若者そのものが少ないからです。
お客様もスタッフも少子化において影響が出ているからこそ、各お店で生き残る為にお客様を確保しながらスタッフも確保しないと時代についていけなくなるからです。

新しいかたち
最後にまとめです。
美容師の令和時代のかたちとして、訪問美容師があると思います。
しかし、お金の問題があった通りに大事な問題が残っています。
時間や人間関係の自由があったとしても、お金の自由がないと不自由になります。
お金が全てではありませんが、お金はとても大事な問題です。
副業で稼ぐのも一つの方法ですが、それも含めて良いアイデアを出して行く事が自分たちにもお客様達にとっても幸福に繋がることと思います。
美容師は素晴らしい職業ですので、その素晴らしい職業をかたちは変るかもしれませんが、時代に合わせながら引き継いでいきたいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
出張カット・訪問美容専門『あの美容師さん』
代表 佐藤圭哉